Top
ニュース
作品
プロフィール
コンタクト
三浦淳子監督初劇場公開!
† † † Links † † †
クリックで表示



『宙ブラ女モヤモヤ日記 ~ダンナに言えない秘密~』

2016年 / 60分

『宙ブラ女モヤモヤ日記 ~ダンナに言えない秘密~』 『宙ブラ女モヤモヤ日記 ~ダンナに言えない秘密~』

『つつがなき遊戯の秘蹟』

2011年 / 26分

『つつがなき遊戯の秘蹟』 『つつがなき遊戯の秘蹟』

『アリスが落ちた穴の中~Dark Marchen Show!! 』

2009年 / 58分

『アリスが落ちた穴の中~Dark Marchen Show!! 』 『アリスが落ちた穴の中~Dark Marchen Show!! 』

shanghai flowers

2008年 / 20分

shanghai flowers shanghai flowers

エリスの涙

2003年 / 15分

エリスの涙 エリスの涙

幻花

1990年 / 35分

幻花 幻花

初恋

1989年 / 20分

初恋 初恋

姫ころがし

1999年 / 35分

姫ころがし 姫ころがし

回廊

1993年 / 33分

回廊 回廊

緑虫

1991年 / 41分

緑虫 緑虫

みなし子ジュリアン

1995年 / 15分

みなし子ジュリアン みなし子ジュリアン

女王陛下のポリエステル犬

1994年 / 35分

女王陛下のポリエステル犬 女王陛下のポリエステル犬

試着室

1993年 / 55分

試着室 試着室

夜の公園・白薔薇

1997年 / 11分

夜の公園・白薔薇 夜の公園・白薔薇

Short Cut Lovers

1996年 / 30分

Short Cut Lovers Short Cut Lovers

双頭女

2001年 / 35分

双頭女 双頭女

天使の赤い臍

2004年 / 33分

天使の赤い臍 天使の赤い臍

椿姫

1998年 / 30分

椿姫 椿姫

夢のとりで

1991年 / 19分

夢のとりで 夢のとりで
 寺嶋真里公式サイト:Mari Terashima
12/1駕籠真太郎先生個展イベントに参加!

† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †

12/1
駕籠真太郎先生個展のイベントに参加!


† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †


現在、パラボリカ・ビスで開催中の
駕籠真太郎先生個展の上映会イベントに
トークゲストとして参加します。
駕籠真太郎監督の映画作品
『遊園地』のお手伝いをさせて頂きました。




【パラボリカ・ビス個展+奇想電影上映会】

1123(金・祝)1220()
★火水定休

パラボリカ・ビス

東京都台東区柳橋2-18-11 TEL : 0358351180
最寄駅・
JR総武線 浅草橋駅

 


奇想電影上映会

駕籠真太郎原作監督作。新作上映します。

『遊園地』『駅前粒子』『作って遊びましょ』ほか

11/24()18:30 open/19:00 start  
トークゲスト 友松直之
(映画監督)

11/25()16:30 open/17:00 start  
トークゲスト 佐藤サド
(フェチフェス主催)

12/1()18:30 open/19:00 start   
トークゲスト 寺嶋真里
(映像作家)

12/8()18:30 open/19:00 start   
トークゲスト さそり監督
(映画監督)

■料金:前売り
1,500円/当日2,000
円(入場料込)
★要予約

→仔細





 
「Senses of Cinema」 86号に作品論掲載!

† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †

オーストラリアの映画批評ウェブマガジン
Senses of Cinema86号の特集
「不思議の国のアリス」に、

『アリスが落ちた穴の中~Dark Märchen Show!!
についてAnton Bitel氏の評論が掲載されました。

† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †




『アリスが落ちた穴の中
Dark Märchen Show!! 』評 2018


2018
3月、アントン・ビテルAnton Bitel氏の評論がウェッブ・ジャーナル誌に寄稿されました。同氏の許可を得て日本語訳を掲載します。 
(出典は末尾にあります)

==================================

 

 


 『不思議の国のアリス』(1865)と『鏡の国のアリス』(1871)の中で、少女アリスは19世紀英国の超自然的な雑多ものたちを通して、仰天するような放浪の旅を続けてゆく。これにぴったり焦点を合わせたのが日本の擬古風ロリータ・サブカルチャーだ。寺嶋真里はいわばヴィクトリア朝と繊細な少女らしい無邪気さ(イノセンス)に夢中になりながら、『アリスが落ちた穴の中』2009でもここに核心を置き、ロリータ愛のパフォーマンス・アーティストたちRose de Reficul et Guigglesとのコラボレーションで作り上げた。

 

 もし読者が中島哲也の『下妻物語』(2004)を、そのけばけばしく着飾った主人公桃子(深田恭子)を知っているなら、その身なり(ルック)がわかるだろう。これはヴィクトリア朝のフリルやレース(ロココ朝にねじれたもの)から取り出して、「『不思議の国のアリス』の子供らしいファンタジーが“アダムズ・ファミリー”と真正面からぶつかったように見える世界」(注1)を想起させた。日本でロリータ・ファッションが最初に現れたのは1970年代であるが、90年代に大きく進展したのは、渋谷の街で非常に目立つ現象になったからである。“Angelic Pretty”、“Innocent World”、“BABY, THE STARS SHINE BRIGHT”などの衣料品ブティックによって人気となり、いまはマンガ、アニメ、音楽のヴィジュアル系の活動が主要題材として人気を得ている。

 Rose de Reficul et Guiggles(二人の中心人物から名前が取られている)を登場させよう。一行は2002年初めに大阪で結成されて、ヴィジュアル系プロジェクトとアヴァンギャルド劇団との間におさまった。彼らはいくつかの歌も発売しているが、最もよく知られているのはヴィクトリア朝に凝って創り上げた“舞踏—イ―モウ”(注2) のライブで、ダンサー、ミュージシャン、サーカス的要素やファッション美学など、日本のロリータ・サブカルチャーによって満たされ表現されている。彼らが創造してきたのはロリータ・ファンタジーとパラレルな世界であり、そこでロリータ・ファンタジーは上演という形で可視化され、さらに深く追究され、耽溺の対象となりえている。 

 この世俗から隔絶した錬金術的世界は寺嶋真里の映画(またはDV)『アリスが落ちた穴の中』に実現された。寺嶋は彼らの感受性にぴったり合っており、デビュ―作の短編『初恋』(1989)からして、すべてに少女たち、人形、仮面、タロットカード、虐待の暗示などがある。寺嶋はその暗くゴシック的な題材を実験的ヴィデオ作品で上映し、国際映画祭の常連となっている。『アリスが落ちた穴の中』は副題にRose de Reficul et Guigglesのロングラン上演作(The Dark Märchen Show!!)から採っているようだが、この映画は単なるそのまま撮りの上演映画ではなく、映画言語に浸ったエクセントリックな旅となっている。

 登場者たちの多くが大むかしの気取った洋服(クチュール)で着飾っているように、寺嶋映画もまた意識過剰なほど古風な映画形式をみずから身にまとっている。多くのシーンがタブロー・ヴィヴァン(活人画)の縁取り(フレーミング)をしており、珍奇な登場者たちがとるポーズは子ども向け絵本のページと取り換え可能なほどである。ラストシーンにただ一つある会話せりふを除いて、すべての文字せりふ、字幕(ときおり動く文字)は変形され修辞で飾り立てられている。古い映画スタイルの紗を使った撮影やパステル彩色、ポスト紙に手彩色したような“ぼかした”イメージもある。綿引浩太郎のオルゴール風の背景音楽は旧世界(ヨーロッパ)のメロドラマを想起させる。アニメ―ション(渡辺はるな、安藤美保、久保田真保)による隙間シーンの利用、時代遅れの切り抜き技法はヴィクトリア朝の暗黒面を見せるためであり、その中には“ロリータ”という言葉に本来のナボコフ(注3) 的連想も暗示して、子供に対する搾取と虐待のシーンも含まれる。言い換えれば、寺嶋映画は自身の映画的特質を前景化しており、際立つのは、それらがもう一つの時代――サイレント時代における“映画の”ヴィクトリア朝の始まり――から来ていることだ。

 同様に、登場者たちもまた過去に張り付いている。ロウズ姫(Rose de Reficul)とギグルズ王子(Guiggles)は「知られざる王国の地下深く」に生きている、「まったくの暗黒(全体の見かけは陽の当たる庭園であるにしても)に、そこでは時計の針が午後3時で止まる」。時が彼らのために止ってしまうのだ。ギグルズは地上の出来事を見続けて、ヴィクトリア女王の戴冠式(1838)とハイドパークの大博覧会(1851、ロンドン)をロウズ姫に語るので、まるでそれらが同時に起っているかのようだ。これら物珍しき驚異をみずから見たいとばかり、ロウズ姫がギグルズの魔法の地球儀を覗き込むと、間違えてその未来がどうなったかを見てしまう――断頭の記録モンタージュ、戦争場面、恐怖の数々など。ロウズ姫はとっさに、オイディプスのごとき反応で、みずからの目を突き刺してしまう。

 

 これらはすべてロリータ・コミュニティの反映に使われ、コミュニティの洗練されたレトロな衣装やアクセサリーは姫とその奇妙な仲間たち――人間に似たウサギ、将軍、マシュー・バーニーもどきのピエロ、そして包帯に巻かれた少女のミイラ――にも共通する。彼らが分かち合うのは最も汚れなき人間の夢で生きることだ。というのも、ロリータ・コミュニティは過去の夢想の中に離れて住みつくことを好み、みずからの他者性を抱きしめて、うさんくさいどんなモダニティも侵入させまいと拒むから。地上の実態を垣間見ただけでも、ロウズ姫のとても大事なフルフル・バブル(注4) が破裂するほどだったのに、アリス(マメ山田)がやって来たこと――まごつきながらウサギを追いかけて彼らの世界へ――はこの文字通りのアンダーグラウンド・カルチャーへの脅威であった。

 

 アリスが最初に見られるのは後ろ姿で、ありふれた青色の衣装を着ているが、人形の顔に変わり、最後に私たちが見るのは彼女の本当の顔である。その顔は若い少女ではなく、しなびてしわくちゃだ(実際は男性が演じている)。「私はもう老婆だけど、体は子どものままなの」と、この小さな孤児アリスは説明する。「私の周りの子どもたちはみんな大人になってしまったけれど、私だけがそのままに残された」。すなわち、アリスはロリータ一族と同様に社会から取り残された不適合者なのだ。そしてアリスの阻止された成長も、同じように時間の停止を示している。だがアリスは、ロウズ姫の視覚を魔術で恢復させるやいなや、ついに自分に適した場所と人――年齢や性の曖昧さはどうであれ、あるがままの自分を受け入れ愛する心の準備ができている人――を見つけたのである。そのような受容こそ、もちろん、サブカルチャーに属するすべてが訴えるものである。

 それでも、この牧歌的物語には結末がやってくる。アリスがホストたち一行を人間世界へ招待すると、彼らの繊細なファンタジーは消滅する――現実の破壊行為の前にただの子供たちの遊びとなりはてて。彼ら異色の登場者たち(キャラクターたち)と鏡の世界に結び付くこのはかなさこそ、『アリスが落ちた穴の中』であり、世紀末のメランコリーをもたらすものだ。たとえアリスが成長できず、わが人間世界の出来事に適した住み家を探せずとも、しかも夢なしで生きられないアリスが夢を手離さざるをえずとも、ひとまず、アリスは子どもっぽい玩具の小物を傍に置くのである。(訳=KI&TMi

――――――――――――――

原注 Dabrali Jimenez, “A New Generation of Lolitas Makes a Fashion Statement”, The New York Times, 26 September 2008  www.nytimes.com/2008/09/28/nyregion/thecity/28trib.html
2 訳注 舞踏-イーモウ/butoh-emo=イーモウは英語のemotionalから。もともとロックミュージックの激しく切ない表現を指していたが、日本では「エモい」という言葉で広がった。
3
訳注 ナボコフは「不思議の国のアリス」をロシア語へ翻訳している(1923年)。

4 訳注 froufrou bubble=ロウズ姫が覗く不思議な小さい地球儀を指す。彼女が地球の未来を覗く瞬間、球が白くなり、破裂したように見える。

=============================

Anton Bitel, Alice in the Underworld,Senses of Cinema (website journal ),
Marh 2018, Issue 86

筆者は映画評論、アングラなどサブカルチャー愛好家、オックスフォード大学古典語講師。『アリスが落ちた穴の中』の英語版タイトルはAlice in the Underworld : The Dark Märchen Show!!




 

 
4月7日(土)短編映画上映会@高円寺

† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †

47()@高円寺アンノウンシアター
短編映画上映会
『シアトリカル都市の記憶』に
参加させて頂きます。
† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †

シアトリカル

都市の機能もしくは概念の一つとして挙げられる「劇場都市」。その背景には、都市の持つ非日常性、行き交う人々の匿名性、などが存在する。夜毎に演じられる煌びやかな、幻想的な、或いは猥雑な、暴力的な演目。これらを映像で記録するとしたらどうだろう。恰も都市の記憶を繋ぎ合わせたかのようなこれらの短編映画によって劇場都市のプロフィールが浮かび上がる…。

短編映画上映会

『シアトリカル都市の記憶』


【日時】
2018
47(
)
上映開始時間/1500~ 1730~ 2000
※開場は各回30分前です。

【会場】
高円寺アンノウンシアター

東京都杉並区高円寺北2丁目216
http://uk-theater.com/

【上映作品】
●樋口仁美『開花の舞』(2012年/3)
三浦モトム『太陽の形を見ようとしたシベリアの羊飼いはしまいには目を焼いた』(2009年/10)
マンタム『死を迎える夜に月を壊れた窓から覘く』(2016年/20)
寺嶋真里『shanghai flowers(2008年/20)
MONTSUCHT『マッチ箱劇場』(2017年/19)
福居ショウジン『キャタピラ』(1988年/33)

【料金】
前売1500円/当日1800

   

 

 

   


 
   
※当サイトはリンクフリーです。バナーは上の画像をダウンロードして使ってください。
リンクの際はメールで教えていただけると嬉しいです。リンク先はhttp://honey-terashima.net/にお願いします。

Parse error: syntax error, unexpected $end, expecting ')' in /home/honey-terashima/www/administrator/components/com_bbclone/var/last.php on line 584